2013年5月31日金曜日

同性婚法

読み方:どうせいこんほう
別名:同性結婚法
別名:同性婚合法化法

同性結婚を合法と見なし、容認すると共に、異性間の結婚と同様の法的権利もしくは法的義務を与える法律の通称。

2013年4月現在、世界で十数ヵ国が同性婚法によって法的に同性婚を容認している。オランダは2001年に同性婚法を施行した。米国では州によって異なるが、カリフォルニア州やニューヨーク州など十数州が同性婚法を施行している。

フランスでは1999年の時点で同性婚が法的に容認されていたが、法律上合法であるとは見なされなかった。2013年4月に関連法案が可決し、同性婚が正式に合法と見なされることとなった。

同性婚を認めている国はフランスを含めてヨーロッパで9カ国。2013年5月現在審議中のニュージーランドとウルグアイで法案が成立すれば世界で合計14カ国となる。

関連法案が可決し、成立したフランスでは、カトリック教会や同性婚反対派のグループなどによってデモが起きた。また2013年5月21日には、同国の右翼活動家がパリのノートルダム寺院で自殺する事件も起きた。

2013年5月29日には、フランスのモンペリエで法案可決後、初めて同性婚の結婚式が行われた。式には現オランド政権の女性の権利問題担当大臣やモンペリエ市長なども出席した。