2013年5月29日水曜日

アフリカ開発会議

読み方:アフリカかいはつかいぎ
別名:TICAD
英語:Tokyo International Conference on African Development

アフリカ諸国の開発に関する国際会議。会議は1993年以降日本政府の主導で、国連や世界銀行などと共同で開催されている。アフリカのオーナーシップ(自助努力)と国際社会の協調を柱とした国際的な枠組みである。特にアジアとアフリカとの間の協力を特徴としている。

第四回のアフリカ開発会議では、人間の安全保障の確立及び環境気候変動問題への対処を重点事項として会議が行われた。アフリカ各国の首脳や34カ国の開発パートナー諸国及びアジア諸国、あるいは74の国際機関の代表が多数参加した。また、民間セクターやNGOなどの市民社会の代表も3000名以上が参加した。

2013年3月には第5回のアフリカ開発会議の準備会合がエチオピアで開かれ、日本からは岸田文雄外務大臣などが参加した。また第4回と同様に、アフリカ諸国の首脳陣や国際機関の代表、またNGOのスタッフなど合計1000人が参加した。第5回のアフリカ開発会議は2013年6月1日~3日に横浜で行われる。

関連サイト:
第4回アフリカ開発会議(TICAD IV) - 外務省
TICADとは - Tokyo International Conference on African Development