2013年7月23日火曜日

絶対安定多数

読み方:ぜったいあんていたすう

政権与党が国会運営を安定して行うために必要だとされる議席の数。日本では衆議院の議席数を指して用いられることが多いが、参議院でも同様に用いられる表現である。

衆参両院に設置される各委員会の委員は、各党の議席比率にしたがって決定される。そのうち全ての常任委員会における委員長のポストを、与党が独占することのできる議席数を「安定多数」と言う。

各常任委員会の委員長ポストの独占を意味する安定多数の状態に加えて、各種委員会に所属する委員の過半数を与党議員が占めることができる議席数を「絶対安定多数」と言う。

絶対安定多数を獲得することで、与党はより円滑で安定した政権運営を行うことができるとされている。