2013年7月23日火曜日

海洋温度差発電

読み方:かいようおんどさはつでん
英語:Ocean Thermal Energy Conversion

海の深層部の海水と表面に近い海水の温度差を利用した発電方法。

海洋温度差発電は、水深約1000mあたりの温度の低い海水を海水表面までくみ上げ、表面付近の温かい海水との温度差によってエネルギーを発生させる仕組みである。

主に海水の温度差を利用して発電するため、環境に優しいエネルギーとして注目されているほか、太陽光や風力といった他の再生可能エネルギーに比べて、安定したエネルギー供給を行うことができるという利点があるとされている。また、深海の水を利用するため、鉱物資源の調査・開発といった副次的な効果も期待されている。