2013年7月2日火曜日

賃金危機

読み方:ちんぎんきき

仕事の内容や質が低下し、低賃金労働者や失業者が増え、ある社会における賃金格差が拡大するという一連の状況。主にアメリカをはじめとする先進各国で生じているとされる。

特にアメリカでは、最低賃金に近い賃金で働いている低所得者の労働時間が増加する一方で、賃金の上昇率は低いとされている。また、2008年のリーマンショックなどの影響で、中間層の失業率も増加し、賃金の格差が拡大することが懸念されている。

今後アメリカ国内で増加が見込まれている雇用の半分以上が低賃金職だとされ、国民の賃金格差は拡大の一途をたどると予想されている。