2013年8月28日水曜日

コピノ

英語:Kopino

韓国人とフィリピン人との間に望まれずに生まれた子供の通称。多くは韓国人男性の留学生や観光客とフィリピン人の現地女性との間に生まれた子。ライダイハンと共に問題視されることが多い。

フィリピンは英語を公用語としており、地理的にも韓国にほど近い。そのため、韓国では英語習得のための留学・滞在先としてフィリピンに人気がある。滞在先で韓国人男性がネイティブの英語話者でもある現地女性と接触し、交流関係を持ち、性的な関係に至り、その末に妊娠させるケースがままあるという。フィリピンでは堕胎が違法であり、宗教的にもタブー視されている。しかも男の側は子を認知しようとしないことが多く、結果として片親の子が生まれる。

ほとんどの場合、コピノは満足に養育できない環境で育てざるをえない。コピノの存在は正確には把握されていないが、フィリピン全体で1万人いるとも2万人ほどいるとも言われている。

関連サイト:
結婚を避ける韓国社会 - 中央日報日本語版 2013年6月27日