2014年8月26日火曜日

フードスタンプ

英語:food stamp
英語:food stamps

米国で社会保障(公的扶助)制度として導入されている、食料品購入のための費用を支給する政策。

フードスタンプは所得や資産の額が一定水準を下回る貧困層(低所得者および無所得者)に給付される。支給形態はかつては印紙(stanp)だったが、近年ではカードで電子決済する形で支給されている。米国内のほとんどの食料品店で使用できる。フードスタンプの支給を受けることにより、困窮した家庭も最低限の栄養ある食事を取ることができる。なお酒やタバコといった嗜好品の購入には使用できない。

フードスタンプは1964年に成立したFood Stamp Actにより導入された。近年では所得格差の拡大による受給者の増大、転売の多発といった問題も抱えている。