2014年10月27日月曜日

蔵王のお釜

読み方:ざおうのおかま
別名:蔵王の御釜
別名:蔵王山のお釜
別名:蔵王連峰のお釜

蔵王山(蔵王連峰)にある円型の火口湖。直径およそ360メートル。過去の大規模な火山活動における主要な噴火口の跡。「御釜」とのみ呼ばれることも多い。

蔵王連峰は宮城県と山形県にまたがる、東北有数の名山である。蔵王のお釜は東北屈指の景勝として知られている。
蔵王のお釜には常時水が湛えられており、季節や天候によって微妙に色合いを変える。そのため「五色沼」との呼称もある。基本的には淡いエメラルドグリーンの色をしている。水質は強酸性であり生物は生息していない。

蔵王連峰は数十万年前から数万年前頃にかけて活発に火山活動を繰り返したとされる。お釜も噴火と噴火に伴う山体崩壊によって形成された。現在でも火山活動は続いており、過去1000年間で記録に残っているだけでも十数回以上は噴火、噴煙が観測されている。

関連サイト:
御釜(おかま) - 宮城県・蔵王町観光協会