2014年11月13日木曜日

アクティブラーニング

英語:active learning

学生・生徒側の能動的で積極的な参加の取り組みに主眼の置かれた教育のあり方や授業の形態。教員が生徒に一方向的に伝達し教授する従来の(講義形式の)授業のあり方に代わる方式として注目されている。

アクティブラーニングの具体的なあり方としては、生徒どうしでの討論やディベート、グループで協力して進める作業、調査学習、体験学習などが挙げられる。生徒が主体的に課題に取り組む形を通じて、何を教わったか、ではなく、何ができるようになったか、という観点で教育成果を評価できるようになる。

アクティブラーニングは主に大学教育において注目され、導入が検討され進められてきた。河合塾グループでは2010年代から大学のアクティブラーニングについて調査を行っている。

2014年11月現在、文部科学省は学習指導要領の改訂において、アクティブラーニングを取り入れた授業の充実を図る方針を盛り込むことを検討している。

関連サイト:
大学の教育力を見る「大学のアクティブラーニング調査」プロジェクト - 河合塾

学習指導要領 - 文部科学省