2015年6月2日火曜日

寺社油被害

読み方:じしゃあぶらひがい
別名:寺社油事件
別名:寺社に謎の油事件
別名:神社に謎の油事件

2015年2月頃から4月現在にかけて、寺社等の木造建物や木像に油のようなものの撒かれた痕跡が相次いで見つかった事件の通称。

2015年4月前半までに確認されている限り、油被害は奈良県を中心に複数の府県の寺社、20箇所以上で見つかっている。二条城、東寺、春日大社、唐招提寺をはじめ、国の重要文化財や国宝なども油をかけられる被害に遭っている。

4月13日時点で犯人の手がかりはまだつかめていない。NHKニュースが専門家に聞いたところによれば、液体の性質によっては修復が難しいケースもあるという。

2015年6月1日、千葉県香取市の香取神宮に油のような液体をまいた容疑で千葉県警が逮捕状を取ったと、共同通信など各紙が報じた。共同通信によれば容疑者は米国在住の男で、国籍は日本だという。

2015年6月2日の産経新聞の記事は、千葉県警が逮捕状を取った日本国籍の男は17歳頃に渡米しており、「米国では韓国のキリスト教系団体関係者と接触を持ち、同団体の『国際理事』も名乗った」と記述している。

関連サイト:
「3年前から『神社に油』」教団元関係者の女性証言 「教義は個人崇拝」 - 産経ニュース 2015年6月2日