2015年6月23日火曜日

ライトダウンキャンペーン

環境省が2003年に開始した、二酸化炭素の排出量削減を目的に特定日時の一斉消灯を呼びかけるキャンペーン。夏至の6月2日と七夕の7月7日の2夜、20時から22時の2時間にわたって,ランドマーク等の施設のライトアップや一般家庭の照明利用を控えるようはたらきかけ、電力消費の削減と地球温暖化問題への啓発を行う。

環境省はライトダウンキャンペーンの参加者を募っており、参加を表明(申告)した施設や団体の数をもとに、ライトダウンによって削減された電力量を公表している。キャンペーンへの参加や消灯は義務というわけではなく、あくまで各自が可能な範囲で自発的に取り組む活動とし位置づけられている。

ライトダウンキャンペーンは2003年に夏至の日を対象として開始された。2008年の洞爺湖サミットを契機に「クールアースデー」に指定された7月7日にも実施するようになった。

洞爺湖サミットが催された2008年の7月7日に実施されたライトダウンキャンペーンでは、およそ7万6千施設がライトダウンに参加し、申告ベースで237万kWhの電力量が節約されやとされる。これは二酸化炭素排出量に換算すれば925トン分、約6万4千世帯が1日に排出する二酸化炭素排出量に相当する量であるという。

関連サイト:
ライトダウンキャンペーン - 環境省