2015年10月16日金曜日

準常任理事国

読み方:じゅんじょうにんりじこく

国際連合の常任理事国に準ずる地位を持つ理事国。1995年頃から始まった国際連合安全保障理事会改革において新設が検討されている。

準常任理事国は、2005年にコフィー・アナン・第7代国際連合事務総長の提示した草案に織り込まれている。草案では、準常任理事国を8か国置くとし、その任期は4年で再選可能、拒否権は発動できないとしている(B案)。ちなみにA案は、常任理事国を現行の5か国から6か国追加して11か国にし、追加の6か国には拒否権の発動はできないという案である。日本政府は、A案を支持している。