2016年11月8日火曜日

CAN-DOリスト

読み方:キャンドゥリスト

英語の能力や技能について、「~することができる」のような箇条書きで表したもの。

CAN-DOリストは、生徒が英語で何をできるようになったかを明確にするために、文部科学省によって提唱されたものである。その後、2013年に手引書が作成され、中学校や高等学校で導入が開始された。

CAN-DOリストは、主に中学校や高等学校の学習到達目標を設定する際に用いられるものである。書き方は決められていないが「ゆっくりはっきりと話されれば、日常の身近な単語を聞きとることができる」や「興味・関心のある話題であれば、簡単な文章を理解することができる」のように、「条件」と「程度」で構成することが多い。CAN-DOリストの導入により、教師は生徒の英語の理解度を素早く知ることができるというメリットがある。

関連サイト:
各中・高等学校の外国語教育における「CAN-DO リスト」の形での学習到達目標設定のための手引き – 文部科学省
「CAN-DO リスト」の形での学習到達目標例(中学校学習指導要領における外国語科の目標に基づく設定例)及び年間指導計画・単元計画への反映例 – 文部科学省