英語:civic tech
地域住人(市民)が、ITの技術などを活用して、地域の課題・諸問題の解決・改善に臨む、という取り組みのこと。シビック(civic)は英語で「市民の」という意味の語。
シビックテックの具体的な取り組みとして、民間のITエンジニアと自治体組織によるアプリケーションやWebサービスの協働開発などが見られる。これらの取り組みは、民間が認識している地域問題を行政側と共有したり、その直接的な解決策を考案する場として効果が見込まれている。
地域の枠を超えて、各地のシビックテックから生まれた技術やシステム、育成された技術者を共有する動きもみられる。2013年に設立された一般社団法人 Code for Japan では、民間企業の従業員を各自治体の職員として派遣するなどして、国内のシビックテックの醸成を促進している。