2017年8月29日火曜日

火星12

読み方:かせいじゅうに
別名:火星12号
別名:ファソン12
別名:화성12
英語:Hwasong 12

北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国が開発したとされる中距離弾道ミサイルの呼称。2017年5月に新型ミサイルとして発射実験が行われ、日本をはじめとする周辺国の緊張を煽った。最高高度2000キロメートル以上に達するロフテッド軌道で打ち上げられたと見られ、日本海の公海上に落下した。

火星12は核弾頭の搭載が可能であり、射程は最大で1万キロメートル超、ICBM(大陸間弾道ミサイル)としての運用も可能とされる。

2017年8月29日には早朝に北朝鮮が飛翔体を発射、日本の津軽海峡の上空を飛び越えて太平洋沖へ落下した。同日正午の時点では飛翔体の正体は確認されていないが、火星12である可能性が高いとみられている。