2017年9月5日火曜日

酸触歯

読み方:さんしょくし

種々の要因で発生した口内の酸により、一部が溶け損傷した歯のこと。酸触歯の症状が進むと、歯の表面のエナメル質が溶けて歯が薄くなることや、歯の黄ばみ、知覚過敏などが見られる。

酸触歯は、酸によって歯のエナメル質が軟化し、そのエナメル質が歯磨きなどによって過度に摩耗することに原因する。このため、酸度の高い飲料を口に含み続けることや、酸度の高い飲食物を短い間隔で定期的に摂取し続けることなどは、酸触歯を引き起こす可能性に繋がる。

酸触歯によって溶解が進んだ歯の自然治癒は難しいため、歯科医による適切な治療が必要である。