2020年4月17日金曜日

イデオロギー

英語:ideology

イデオロギーとは、イデオロギーの意味

イデオロギーとは、物事に関して歴史的・政治的な自分の立場によって構築された考え方のことである。日本語では簡単に「考え」と訳すケースもある。

イデオロギーの語は、考えをまとめた集合体としての意味を持つ。主に政治や経済、歴史などの分野で使用されるが宗教や哲学、芸術などの分野でも用いられている。どちらかというと偏った思想というイメージが強く、否定的な意味で用いられることが多い。

民主主義や資本主義もイデオロギーの一種である。社会主義、共産主義、独裁主義もイデオロギーである。イデオロギーは、語尾に「主義」が付くケースが多い。

イデオロギーの語源

イデオロギーの語源はフランス語のideologie(イデオロジー)である。ideologieは、「観念」を意味する「idea(イデア)」と、思想を意味する「logos(ロゴス)」を組み合わせた語である。デステュット ド トラシーの「イデオロジー原論」(1804年~1815年)で初めて見られた。その後、マルクス・エンゲルスの「ドイツ・イデオロギー」(1845年~1846年)でイデオロギーという言葉が知られるようになった。

日本には、ドイツを経由してイデオロギーの語が入ってきたとされる。そのため日本では、ドイツ語由来の「ideologie(イデオロギー)」が使用されるようになった。ちなみに、英語圏では「Ideology(アイディオロジー)」と表記される。

イデオロギー闘争

イデオロギー闘争とは、2つ以上の考えの違う集団同士で主張を繰り広げ、闘争に発展することである。世界的な歴史を見ると、アメリカ合衆国とソビエト社会主義共和国連邦の冷戦である。自由な商売ができる中で貧富の格差が生まれる資本主義(米国)と、全員が平等な世の中を目指す社会主義(ソ連)という異なるイデオロギーによって起こった戦争であった。

イデオロギーの語の使い方、用例


  • かつてチェコスロバキアでは、イデオロギー教育が行われていた
  • 資本主義と社会主義のようなイデオロギー闘争は激しさを増すばかりだ


イデオロギーの類義語、イデオロギーの対義語

イデオロギーの類義語は理論体系や主義、思想、ドグマなどが挙げられる。理論体系とはその人が信じている物の大まかな考え方(全体像)を指す。思想は類義語であるが、イデオロギーとは使い分けられることが多い。イデオロギーは、政治の分野でよく使われるが、思想は政治の分野以外でも使われている。

イデオロギーの対義語は個人主義である。