2020年12月13日日曜日

幸先詣

読み方:さいさきもうで

幸先詣とは、新型コロナウィルス感染予防策の1つとして、初詣を前倒しして12月中に参拝をすること、あるいは、12月中の参拝を呼びかける取り組みのことである。幸先詣は、新型コロナウイルス感染症対策分科会の「初詣など参拝前後に人が密集すると感染リスクが高まる」という指摘を受けて、神社が自主的に行っているものである。幸先詣の「幸先」には、よい出来事の前兆という意味がある。広島護國神社によれば、幸先詣の言葉には「幸先よく新年を迎えられますように」という願いが込められているという。

幸先詣は、すべての神社が実施しているものではないが、実施している神社では、新年用のお守りやお神札、御朱印、縁起物などの授与品を用意し頒布しているところが多い。郵送による受け付けをしている神社もある。

関連サイト:幸先詣について(広島護國神社)