2022年12月20日火曜日

顕著な大雪に関する気象情報

読み方:けんちょなおおゆきにかんするきしょうじょうほう

「顕著な大雪に関する気象情報」とは、気象庁が大雪に対して警戒を呼びかける情報発信のうち、とりわけ「短期間に大雪が降って重大な災害が発生する可能性が高いと見込まれる場合に発表される気象情報」のことである。

気象庁は「顕著な大雪に関する気象情報」を次のように定義している。
「重大な災害の発生する可能性が高まり、一層の警戒が必要となるような短時間の大雪となることが見込まれる場合に発表する気象情報」―― 気象庁「大雪に関する気象情報」(講演会資料※PDF)
この情報は「降雪量の実況値」と「今後の見通し」をまとめた短文の形式で発表される。

「顕著な大雪に関する気象情報」は2019年(令和元年)に運用が開始された。当初の対象地域は北陸4県(新潟・富山・石川・福井)ならびに隣接する山形県と福島県会津地方である。翌2020年からは豪雪になることのある日本海側を中心とする各県も追加されている。