2010年11月1日月曜日

消費動向調査

読み方:しょうひどうこうちょうさ

内閣府経済社会総合研究所景気統計部が月次で実施する、消費者の支出に関する意識を調べ、景気動向判断の基礎資料を得るための調査のこと。

消費動向調査の目的は、「今後の暮らし向きの見通しなどについて、消費者の意識を把握するとともに、旅行、各種サービス等への支出予定、主要耐久消費財等の保有状況を把握することにより、景気動向判断の基礎資料を得ること」であるとされている。

消費動向調査では、全国の6720世帯を抽出調査する。調査項目としては、「消費者の意識」「物価の見通し」「世帯の状況」などを毎月調査する他、3月・6月・9月・12月には「旅行の実績や予定」「「趣味・レジャーなどへの支出の予定」の調査が行われ、 1年に1度3月のみ追加で「主要耐久消費財等の保有・買替え状況」の調査も行われる。

また、消費動向調査の調査結果は、最終的に、消費者の支出に関する意識と見通しを測る指標である「消費者態度指数」としてまとめられる。

なお、2010年10月現在実施されている方式の消費動向調査は、それまで別々に行われていた「消費動向調査(四半期)」「消費動向調査(月次)」「単身世帯消費動向調査(四半期)」の3つを統合する形で2004年4月から開始されている。

関連サイト:
消費動向調査 - 内閣府
消費動向調査(全国、月次)の解説 - 内閣府