2010年11月18日木曜日

バイオマスエタノール

別名:バイオエタノール
別名:バイオエタノール燃料
英語:Biomass Ethanol
英語:Bioethanol

バイオマス(生物資源)から得られるバイオマス燃料のうち、特にエタノールとして生成される燃料のこと。

バイオマスエタノールは燃焼によって二酸化炭素と水に分離される。ガソリンなどの液体化石燃料をバイオマスエタノールで代替できれば、二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーの実現が可能になるとされており、バイオマス燃料の中でも特に研究が進んでいる。

バイオマスエタノールの原料としてはサトウキビやトウモロコシ、イモ類などが主に利用されている。これらを発酵・蒸留させることでエタノールを生成させる。炭水化物を含む資源であればバイオマスエタノールの精製は可能であり、廃材木や残飯などからも精製できる。

バイオマスエタノールを含むバイオ燃料は、太陽光発電などと共に次世代エネルギーとして研究・開発が進められている。

関連サイト:
バイオマスエタノールの製造等(PDFファイル) - 沖縄県
独立行政法人産業技術総合研究所 バイオマス研究センター