2011年3月18日金曜日

マッチングギフト

別名:マッチングギフト制度
別名:マッチングドネーション
英語:matching gift
英語:matching donation

企業や団体などが社会貢献のために寄付や義捐金を募る際、寄せられた金額に対して企業側が金額の上乗せを行い、寄付金額を増やした上で同じ寄付対象に寄付するという取り組み。

マッチングギフトは、主に、企業が従業員に対して寄付を募る場合の制度として導入されることが多い。従業員の寄付に対して、企業は一定比率の額を企業側から拠出し、増額して寄付するといった形がとられる。比率は多くの場合100パーセントであり、寄付金額は倍にされる。マッチングギフトによって、従業員の善意を企業が支援するといった形が実現できる。

最近では、企業が一般個人からマッチングギフトの方式で寄付や義捐金を募る例が登場し注目を集めている。例えば、2011年3月に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)では、クーポン共同購入サービス「グルーポン」や、ECサイト「DMM.com」が、一般ユーザーに対して義捐金を募って同じ金額を上乗せするマッチングギフトを採用している。