2011年3月18日金曜日

ハイパーレスキュー隊

読み方:ハイパーレスキューたい
別名:ハイパーレスキュー隊
別名:ハイパーレスキュー部隊
別名:東京消防庁消防救助機動部隊

東京消防庁が組織する「消防救助機動部隊」の通称。大規模な災害や事故などに対する救助活動を行う特殊救助部隊である。

ハイパーレスキュー隊は「阪神・淡路大震災」の惨禍を背景に組織された。隊員は常時は他の救助隊と同じように一般災害に向けて出動する。特に大規模災害などが発生した場合にはハイパーレスキュー隊として活動する。

2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で発生した原発事故において、使用済み核燃料プールへ冷却用の給水を行う作業がなかなか進捗しない事態を受け、3月18日、東京消防庁のハイパーレスキュー隊が出動することが決定した。特殊送水車「スーパーポンパー」などを使って冷却水の補給を図る。

なお、東京消防庁の部隊のほか、各政令指定都市で設置されている「特別高度救助隊」を指す場合もある。

関連サイト:
東京消防庁消防救助機動部隊(ハイパーレスキュー隊)について - 総務省消防庁 平成16年版消防白書