2011年4月2日土曜日

応急危険度判定士

読み方:おうきゅうきけんどはんていし

震災などにより、被災地で被害を受けた(罹災した)家屋が余震で倒壊するなどの二次的な被害を生まないように、罹災した家屋の危険度を応急的に診断する作業員。

応急危険度判定士は、地方自治体により認定登録を受けた建築技術者により構成される。災害直後に自治体からの要請を受け、2人1組となって各所を巡回し、ボランティアで応急危険度判定に従事する。

なお、罹災証明書(り災証明書)の交付にあたり罹災状況を確認するための「被害調査」は、応急危険度判定とは別個の作業である。診断の目的が異なるため、罹災程度は応急危険度判定と一致しない場合もあり得る。

関連サイト:
応急危険度判定とは - 応急危険度判定協議会