2011年4月11日月曜日

原子力災害対策本部

読み方:げんしりょくさいがいたいさくほんぶ

「原子力災害対策特別措置法」第15条(緊急事態判断基準)に基づき、原発などの原子力関連施設で災害(原子力災害)が発生した際に政府が緊急に設置する対策本部。

原子力災害対策本部は、原子力緊急事態宣言に伴い設置され、内閣総理大臣が対策本部長に就任する。原子力災害が発生した現地には、原子力災害現地対策本部が併せて設置される。

原子力緊急事態宣言が発令されたのは、2011年3月に福島第一原子力発電所で発生した原発事故が初めてである。食品衛生法の暫定基準値における「解除ルール」の発表なども原子力災害対策本部を通じて行われた。

関連サイト:
東日本大震災への対応 -首相官邸ホームページ