2011年4月13日水曜日

JCO決死隊

読み方:ジェーシーオーけっしたい

1999年9月に茨城県内の原子力施設で発生した東海村JCO臨界事故において、事故現場の処理を行った作業員の通称。JCO職員を中心とする18名で、臨界を食い止めるために放射線を浴びつつも作業を遂行した。

2011年3月に発生した福島県の原子力発電所における原発事故では、復旧対応作業に当たっている作業員たちが海外メディアから「フクシマ50」と名づけられている。

福島第一原子力発電所の原発事故では、2011年4月に「国際原子力事象評価尺度レベル7」へと評価が引き上げられている。かつてJCO決死隊として作業に当たった人物の1人が、共同通信社の取材に応じ、12年前の東海村JCO臨界事故よりも福島原発の状況は深刻だと語っている。