2011年4月13日水曜日

浮体式構造物

読み方:ふたいしきこうぞうぶつ

箱型の浮体(ポンツーン)を連結して水上に浮かべた構造物のこと。特に大型の浮体式構造物は「メガフロート」と呼ぶ。防災基地や歩道橋、道路橋、レジャー施設などに使われる。

浮体式構造物の特徴は、地震の影響が軽微であること、魚などの海洋生物への影響も軽微であること、埋立よりも工期が短期間であること、移動や改修が比較的容易であることなどが挙げられる。

なお、浮体式構造物の1つだった静岡県静岡市の「清水港海づり公園」は2011年4月、福島第一原子力発電所の汚染水収容の施設として活用されることになり福島県沖へ移動した。

ちなみに、浮体式構造物の主なレジャー施設には、長崎県ハウステンボスリゾートの「大航海体験館」、神奈川県江ノ島水族館の「海のパビリオン」などが挙げられる。

関連サイト:
清水港海づり公園 - 海釣り公園.com
ハウステンボスリゾート