2011年4月13日水曜日

使用済み核燃料

読み方:しようずみかくねんりょう
別名:使用済み核燃料棒
別名:使用済み燃料
別名:使用ずみ核燃料

原子力発電所などの原子力関連施設において燃料として用いられ、取り出された後の燃料棒。ウランの核反応によってプルトニウムなどの厄介な放射性物質が生じており、扱いが非常に難しい。

通常、使用済み核燃料棒は、建屋の中に設けられた「使用済み燃料プール」内で数年のあいだ冷却された後、キャスクと呼ばれる容器に密閉されて輸送される。輸送先としては、高レベル放射性廃棄物として超長期的に保管する保管所、再び核燃料に加工を行う再処理工場、の二通りがある。