読み方:ひなんきじゅん
災害が発生した際、安全のため避難するように指示が下される災害程度の基準。災害の種類によって具体的内容は異なる。
原発事故などにおいては、線量(実効線量)が避難基準に用いられる。程度によって「屋内退避」「避難」の2段階の指示がある。
原発事故に関する避難基準の具体的な値は、国によってまちまちである。IAEAが定める指標によれば、屋内退避を要する基準は「2日を超えない期間、回避線量で10mSv」、避難を要する基準は「1週間を超えない期間、回避線量で50mSv」となっている。
関連サイト:
屋内退避及び避難の判断基準となる線量について - 原子力安全委員会