2011年8月8日月曜日

新潟・福島豪雨

読み方:にいがたふくしまごうう
別名:新潟・福島水害

新潟県、および福島県を中心とする地域を襲った集中豪雨に対して名づけられる名称。2004年に発生した「平成16年7月新潟・福島豪雨」や、2011年に発生した「平成23年7月新潟・福島豪雨」などがある。

「平成23年7月新潟・福島豪雨」では、2011年7月27日から30日にかけて、新潟県と福島県に「猛烈な雨」が降り、1時間当りの降水量は各地で史上最多記録を更新、一部地域では累積の降雨量が1000ミリを超えるという、記録的な豪雨となった。新潟の五十嵐川では堤防が決壊、魚野川では川が氾濫。新潟・福島の両県で数千件の家屋が浸水し、約40万人に避難指示や避難勧告が発令された。8月1日時点で4名が死亡、2名が行方不明となっている。東北地方の周辺各県や長野県、静岡県などでも非常に激しい雨が降った。

2004年の「平成16年7月新潟・福島豪雨」では、降雨量こそ平成23年7月新潟・福島豪雨よりも少なかったが、16人の死者を出す惨事となり、激甚災害に指定されている。平成23年7月新潟・福島豪雨も、2011年8月8日、激甚災害へ指定する手続きを進める方針が決まった。

関連サイト:
平成23年7月27日から30日に新潟県及び福島県で発生した豪雨の命名について - 気象庁