2011年9月27日火曜日

光学衛星

読み方:こうがくえいせい


光学センサーを搭載した情報収集衛星。日本では特に、政府が運用する「光学1号機」~「光学4号機」を指すことが多い。

情報収集衛星は「事実上の偵察衛星」と称される。地上の物体を撮影、分析して情報を集め、防衛や安全保障などに役立てることが主な目的となる。撮影方式によって「光学衛星」と「レーダー衛星」に分類され、レーダー衛星は夜間の撮影に適した方式となっている。

2011年9月23日に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は、種子島宇宙センターから「光学4号機」を搭載した「H-IIAロケット19号機」を発射。ほどなく光学4号機は正常に切り離され、打ち上げに成功した。

北朝鮮は、光学4号機の打ち上げについて非難している。

ちなみに、H-IIAロケットの打ち上げはこれで13回連続の成功を数えたことになる。

関連サイト:
H-IIAロケット19号機による 情報収集衛星光学4号機の打上げ結果について