2011年11月4日金曜日

国際公約

読み方:こくさいこうやく
別名:対外公約
英語:international commitment

ある国の首脳が他国の首脳や閣僚に対して政策の実施を約束すること。

国際公約は、各国の首脳が集まる首脳会議や首脳会談、国際連合会議などで発表することが多い。

日本における国際公約は過去には、2005年、小泉純一郎・首相(当時)の「ODA事業量の100億ドル積み増やし」や、2007年、安部晋三・首相(当時)の「インド洋での海上自衛隊の給油活動継続」、2008年、麻生太郎・首相(当時)の「内需拡大」、2009年、鳩山由紀夫・首相(当時)の「日本のCO2削減」などが挙げられる。また、2011年11月には、野田佳彦・首相がフランスのカンヌで開催されたG20サミットで「消費税の10%引き上げ」を国際公約している。

ちなみに国際公約には、条約のような決まりごとや拘束力などはない。

関連サイト:
はやわかりODA - 外務省
低炭素まちづくりとEV・PHV - 経済産業省(PDF)