2012年7月23日月曜日

機械遺産

読み方:きかいいさん
別名:日本機械学会認定機械遺産
英語:Mechanical Engineering Heritage

日本の機械技術の歴史の上で重要な機械製品を、文化的遺産として認定する制度。日本機械学会が2007年に開始した。

日本機械学会では、毎年数個から十数個の機械製品や装置を機械遺産として認定している。基本的には、いずれも具体的な製品個体が指定されている。

2007年の第1回機械遺産では、国産航空機「YS-11」、国内初の量産型蒸気機関車「230形」ほか23件が認定されている。2009年には現存する最古の国産乗用自動車「アロー号」が認定されている。アロー号は今なお走行可能な状態で保存されているという。

2012年7月には、5つの機械製品が機械遺産として認定された。TOTOの温水洗浄便座「ウォシュレットG」、奈良県吉野山で現役稼動している吉野山ロープウェイなどが含まれている。

関連サイト:
機械遺産一覧 - 日本機械学会