2013年1月15日火曜日

城の山古墳

読み方:じょうのやまこふん

新潟県胎内市で発見された遺跡。4世紀前半に建設されたと見られている。

城の山古墳は北陸地方に存在する遺跡でありながら、奈良を中心に栄えた大和政権と深い結びつきがあったことを示す品々が多数発見されている。当時、大和政権の勢力はすでに500キロメートル離れた城の山古墳まで及んでいたことを示す証拠であるといえる。城の山古墳におけるこの発見により、古墳時代の歴史は大きく書き換えられることになる、といわれている。

2012年半ばに城の山古墳から直径10センチメートル程度の銅鏡が出土した。胎内市教育委員会の2013年1月の発表によれば、この銅鏡は中国で3世紀までに製造された「盤龍鏡」だという。

関連サイト:
城の山古墳の副葬品は「盤竜鏡」 - 新潟日報 2013年1月15日