2013年1月15日火曜日

ロング・ショート戦略

読み方:ロングショートせんりゃく

資産運用方法の1つで、割安な資産を買い、割高な資産を売ること。ロングは「買い」、ショートは「売り」のこと。

株式投資におけるロング・ショート戦略の場合、テクニカル、あるいは、ファンダメンタルの面から割安株と割高株を選び出し、割安株を買い、割高株を信用取引などで売る。割安株の株価が上昇して、割高株の株価が下降すれば利益が生じる。

また、保有している割安株と割高株が両方とも値上がりした場合、割安株の評価額が増加し、割高株の評価額が減少する。このような場合でも、値上がり幅によっては利益の発生が期待できる。

ロング・ショート戦略は、逆張りによる投資方法である。そのため、下降トレンドの途中で割安株を買った場合にはさらに株価が値下がりするリスクが生じる。同じように、上昇トレンドの途中で割高株を売った場合にはさらに株価が値上がりするリスクが生じる。