2012年10月24日水曜日

ロコモ

別名:ロコモティブシンドローム
別名:運動器症候群
別名:ロコモティブ症候群
英語:locomotive syndrome

主に加齢によって生じる運動器の疾患または機能不全。および、運動器の障害のために介護が必要な状態や、介護が必要となるリスクが高まっている状態などを表す語。

「ロコモ」の語は日本整形外科学会が提唱した。ロコモの語の元となる「ロコモティブ」(locomotive)は「運動の」という意味の英語である。

身体を使って動作をするには、筋肉や骨、関節、腱、靭帯などの器官を使用する。年をとると、これらの運動器も障害や機能不全が生じやすくなる。運動器が思うように動かなくなると、日常動作が困難になったり、転倒して怪我を負ったり、寝たきり状態になったりするリスクが高まる。

日本整形外科学会はロコモを長寿社会における国民病と捉え、早期の予防と早期発見を奨励している。

関連サイト:
新概念「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」 - 公益社団法人日本整形外科学会