2012年11月12日月曜日

認認介護

読み方:にんにんかいご
別名:認々介護

要介護者が認知症患者であり、かつ、介護者の側も認知症を患っている状況のこと。

認認介護は、介護をする側もされる側も高齢者という「老老介護」の一形態として認められる。介護する者が認知症になることで、介護におけるキーパーソンがいなくなり、地域の福祉制度・福祉施設とのつながりがうまく保てなくなる危険が高まる。介護者の認知症が進めば、適切な介護ができなくなったり、介護すること自体を忘れてしまったりするリスクも高い。

老老介護は高齢化社会においてますます深刻化している問題であるが、認認介護はその端的な表れの一つであるとされる。