2012年11月19日月曜日

RCEP

読み方:アールセップ
別名:域内包括的経済連携
別名:東アジア地域包括的経済連携
別名:Regional Comprehensive Economic Partnership

ASEAN加盟国10ヵ国とそのFTAパートナー国6ヵ国が参加する、東アジアを中心とした広域経済連携協定の構想。

ASEANと周辺国とのパートナーシップの枠組みとしては、1997年に始まる「ASEAN+3」、2005年に始まる「ASEAN+6」などが知られている。2011年に開催された東アジアサミットにおいて、参加国を限定しない開かれた協定としてRCEPが提唱され、構想の実現に向けての検討が開始された。2012年には作業部会が発足している。

2012年9月時点で、ASEANに属するタイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、ラオス、ミャンマー、カンボジアの10ヵ国、および、日本、中国、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの6ヵ国、合わせて16ヵ国がRCEPの構想に参加している。

なお、日本はASEANとの間に多国間協定「日ASEAN包括的経済連携協定」を締結しているほか、シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インドとそれぞれ二国間協定を結んでいる。

関連サイト:
東アジア地域包括的経済連携(RCEP) - 経済産業省
東アジア地域包括的経済連携(RCEP)(平成24年9月) - 外務省(PDFファイル)
東アジア地域における広域経済連携構想 - 外務省