2013年2月18日月曜日

KN-08

別名:KN-08ミサイル
別名:KN-08 missile

北朝鮮が開発しているとされる新型の弾道ミサイル。中距離弾道ミサイル(IRBM)か、あるいは、大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推測されている。

KN-08は2012年4月の太陽節で初めて公開された。太陽節は金日成の誕生を記念する祝日であり、2012年はちょうど生誕100年にあたっていた。公開時の写真から、KN-08は全長18~20メートル、直径は2メートル前後と推定されている。従来型ミサイルと比較すると、KN-08の射程距離はざっと5000~6000キロメートル、あるいはそれ以上の射程を持つ可能性があるという。

2012年に公開された時のKN-08は、示威目的のハリボテに過ぎなかったという見解がある。しかし、2013年2月に北朝鮮が新型ミサイルのエンジンの燃焼実験を実施したことで、KN-08の存在が確実視されることとなった。

2013年2月19日現在、KN-08の開発がどの程度進んでいるのかは詳らかでない。

関連サイト:
北朝鮮、3回目の核実験前日に移動式ICBMのテスト - 朝鮮日報日本語版 2013年2月18日