2013年5月2日木曜日

フラッシュクラッシュ

英語:flash crash

株価の瞬間的な暴落。特に2010年5月に米国株式市場で発生した株価の乱高下を指す。

2010年5月6日に発生したフラッシュクラッシュでは、ある投資家(投資会社)が一度に40億ドルを超える規模の売り注文を出したことで、買い注文とのバランスが大きく崩れ、ものの数分の間にダウ平均株価が9パーセントほど下落、株式市場が取引停止に至った。ただし多くの投資家がすぐに取引を再開したため、株価は再び回復した。

取引が停止状態になったのは4~5秒間、大暴落が始まって回復するまでの時間は10数分程度だった。このフラッシュクラッシュの発生原因として、いわゆる「アルゴリズム取引」の超高速の売り買いが指摘されている。

関連サイト:
白熱する高速取引の規制議論、フラッシュクラッシュ再発防げるか - 株式会社NTTデータ DIGITAL GOVERNMENT