2013年5月2日木曜日

憲法第96条

読み方:けんぽうだいきゅうじゅうろくじょう
別名:日本国憲法第96条
別名:憲法第九十六条
別名:日本国憲法第九十六条
別名:憲法96条
別名:憲法96条改正

96条は、日本国憲法において、憲法改正について規定している条項。

憲法第96条が規定する憲法改正の要件は、衆議院・参議院の両議院でそれぞれ総議員の3分の2以上の賛成を得た上で、国会が憲法改正を発議し、さらに国民投票により国民の承認を得ることである。国民の承認は国民投票により、総投票数の半数を超える賛成が必要とされる。

憲法改正が国民の承認を得る手続きまで完了した場合は、天皇が改正後の憲法を国民の名において公布するとされる。日本国憲法は戦後1947年に制定されたが、改正されたことは1度もない。ちなみに米国の場合も憲法改正の発議には連邦議会の3分の2以上の要請を必要とし、改正は容易とはいえないが、1787年の憲法制定から2012年現在までに十数回改正されている。

2012年12月に衆議院総選挙が実施され、自民党が政権与党となったが、安倍晋三自民党総裁は憲法改正のハードルをあげている憲法第96条をまず改正するべきだとの見解を示している。

憲法96条の改正案は、憲法改正のために衆参両院それぞれの総議員の「3分の2以上」と定められている96条第1項を、「過半数」に変更するというもの。2012年の衆議院総選挙において自民党の公約の一つとして発表された。

2013年4月2日のMSN産経ニュースの記事によると、公明党の山口那津男代表は、憲法改正へ慎重な姿勢をみせており、連立与党内で意見が分かれている。一方で、日本維新の会の橋下徹共同代表は憲法改正に賛成の意向を示している。

2013年4月5日時点で、連立与党である公明党は党憲法調査会を開き、当面は意見集約しない考えを示した。

安倍首相は記者団に対して、憲法96条改正を同年7月に行われる参院選の公約の一つとして掲げることを、2013年5月1日に表明した。憲法改正に向けて自民党は、日本維新の会やみんなの党との連携を視野に入れている。

読売新聞の調査によると、与党である公明党の議員のうち憲法改正に賛成しているのは11%で、今後参院選に向けた影響が懸念されている。

関連サイト:
96条改正「国民のコンセンサスできていない」 公明・山口代表 -  MSN産経ニュース
公明 意見集約は保留 96条改正 - 東京新聞
憲法96条、自・維・みんな9割超が改正に賛成 - 読売新聞