2013年5月24日金曜日

脱法ハウス

読み方:だっぽうハウス
別名:脱法シェアハウス

消防法や建築基準法などが規定する条件を満たしていない住居。一般的には法律違反のシェアハウスを指す。

個室が非常に狭く、広さが2畳ほどの部屋もある。また、一般的なシェアハウスとは異なり、脱法ハウスでは、同じ建物に住んでいる人々はお互いの顔を知らない場合が多い。消防法などの法律に違反しているとされ、災害時に居住人を守れるかどうか疑問視されている。

2013年5月に、東京都中野区にあるシェアハウスが消防法違反の疑いがあると指摘された。運営会社は貸事務所だと主張したが、東京消防庁は共同住宅だとみなした。5月23日の毎日新聞の記事によると、東京消防庁の指摘に対し中野区は「住宅かどうか分からない」としている。運営会社は中野区にある建物を貸事務所と主張している一方で、インターネット上ではシェアハウスと宣伝していた。

関連サイト:
脱法ハウス:1.7畳、手届く四方の壁 住民同士会話なく - 毎日新聞