2013年5月24日金曜日

おんせん県

読み方:おんせんけん

温泉を地域の名物としている県が、県を宣伝するために使用する言葉。大分県が「おんせん県」の商標登録を目指していたが、2013年5月に登録を断念した。大分県のウェブサイトによると、同県の温泉源泉総数は全国1位である。

大分県が地元温泉の宣伝などを理由に商標登録しようとしたが、特許庁からは認められなかった。その理由には、草津温泉で有名な群馬県が「温泉県」という言葉を既に使用していること、また「おんせん県」は他の県にも当てはまるため独自性が弱いことなどが指摘された。

特許庁の判断を受け、大分県の広瀬勝貞知事は商標登録を断念した。しかし今後も「おんせん県」として宣伝を行い、地域の観光振興につなげる考えを表明した。また、群馬県をはじめとする他県とも協力し、おんせん県で連合サミットを行う可能性なども示唆している。

関連サイト:
大分県の日本一 - 大分県