読み方:マイナンバーかんれんほうあん
別名:共通番号関連法案
国民全てに番号を割り当てるマイナンバー法の施行に伴い、関係法律の整備を目指した関連法案。
2012年2月に民主党が国会に提出し、自民、公明両党との一連の3党協議が行われた。これらの協議により、マイナンバー制度導入に関する認識を与野党で共有した。その後、2012年12月の衆院選で誕生した第二次安倍政権は修正案を作成し、翌年2月、国会に提出した。マイナンバー制度導入に向け、地方自治法や地方税法など、合計36項目の関連法案の改正が議論される。
2013年3月22日のFNNの記事によると、同法案が、22日の衆議院本会議で審議入りした。審議の中で安倍首相は税や社会保障の一元的な管理という目標に加えて、利便性の向上、行政の効率化などを目指すことを強調し、早期に導入する考えを述べた。
2013年5月24日の参院本会議で、 マイナンバー制度の関連法案が可決された。政府は2015年秋ごろから個人番号を記載した通知カードを国民に配布し、2016年1月から番号の利用開始が予定されている。
関連サイト:
マイナンバー法案 衆議院本会議で審議入り - FNN
国会提出法案 - 内閣官房