2014年7月1日火曜日

ALSマウス

読み方:エーエルエスマウス
別名:筋萎縮性側索硬化症マウス
別名:筋萎縮性側索硬化症を発症したマウス
別名:ALSを発症したマウス
別名:筋萎縮性側索硬化症を発症させたマウス
別名:ALSを発症させたマウス

遺伝子を改変して筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症させた実験動物のマウス。

ALSは神経組織を侵す「神経変性疾患」である。筋肉が徐々に衰えていき、生命維持に必要な身体機能が維持できなくなる。進行の進行が早いが、それ以前に根治できる治療法が確立されていない。ヒトにおいては壮年期に比較的多く発症するとされる。

ALSマウスは、ヒトが罹患したALSと病状が比較的似ているとされる。そのため、ALSの病状や進行・経過、療法の効果などを観察するために利用される。

2014年6月にはiPS細胞から製作された神経前駆細胞をALSマウスに移植し、その結果、マウスの生存期間を延長することに成功したとする研究成果が発表されている。