2015年2月9日月曜日

二酸化炭素回収装置

読み方:にさんかたんそかいしゅうそうち
別名:CO2回収装置
別名:CO2分離回収装置
別名:二酸化炭素分離回収装置
別名:二酸化炭素還元装置

燃焼などによって生じた排気から二酸化炭素を分離・回収して貯蔵・再利用できる状態にし、同時に、排気を二酸化炭素量の少ないクリーンなものにする技術。工場や発電所といった大規模な排気を伴う施設に導入される。温暖化の主要因となる二酸化炭素を効率的に削減する技術として注目されている。

二酸化炭素回収装置の吸収分離の方法には「化学吸収法」や「物理吸収法」といった種類があり、そのうち化学吸収法は実用化が進んでいる。三菱重工業や東芝などが二酸化炭素回収装置の研究開発をリードしており、国内外で実証試験的運用が進められている。

関連サイト: CO2回収装置 - 三菱重工 CO2分離回収技術(CCS) - 東芝