2015年6月4日木曜日

強毒性ウィルス

読み方:きょうどくせいウィルス
別名:強毒性ウイルス
別名:強毒性ビールス

病原性ウィルスのうち特に毒性の強いウィルスを指す語。総じて致死率が高い。高い感染力を持ちパンデミックに至る危険が高い場合も多い。

2000年代中頃から2010年代初頭にかけては「強毒性鳥インフルエンザウィルス」が強毒性ウィルスとして注目(危険視)された。これは鳥インフルエンザのうち特に毒性の強い亜種であった。

2012年に初めて確認された新型コロナウィルス「MERSコロナウィルス」は、「MERS」(中東呼吸器症候群)の病原となる強毒性ウィルスである。発見当初から2014年までに確認された感染者は約30パーセントの割合で死亡している。