読み方:じんせいひゃくねんじだい
英語:100-year-life
健康寿命が高齢化し、個人が平均的に100歳前後まで生存することが可能になった時代のこと。ロンドン・ビジネススクールの教授リンダ・グラットンが著書「100-year-life(邦題:ライフ・シフト 100年時代の人生戦略)」で人生100年時代における社会生活や労働形態の在り方について鋭い分析を行い、その概念の認知を大きく広げた。
人生100年時代を想定した政策考案の場として、日本政府は「人生100年時代構想推進室」を2017年9月8日に設立した。人生100年時代構想推進室では不定期で「人生100年時代構想会議」を開催し、議長を内閣総理大臣、議長代理を人づくり革命担当大臣が務める他、構成員に各分野の有識者を招いている。
人生100年時代構想推進会議で検討される政策の主軸とされているのは、高度な教育の普及拡大、企業の人材採用の多様化、社会保障制度の世代を超えた対象拡大である。