2018年4月9日月曜日

WLTP

別名:乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法
別名:乗用車の燃費を算定するための試験法国際基準
英語:Worldwide harmonized Light vehicles Test Procedure

乗用車の燃費を算定するため実施される試験法の国際的統一基準。

従来は燃費・排ガス基準が国・地域ごとに独自に設定されており、単純比較が困難だった(別途試験が必要だった)。WLTPの導入によってこの基準が世界的に統一され、一度の試験で必要なデータが全て揃えられるようになる。

WLTPは、国連の下位組織である自動車基準調和世界フォーラムについて導入が推進され、2014年に成立した。日本は同フォーラムの作業部会において議長を務めるなど主導的役割を担っている。日本国内では、国土交通省が2016年に日本国内でWLTPを導入する方針を取りまとめた。これまで用いられてきた「JC08モード」に基づく試験方法からWLTPへ速やかに移行するとしている。

関連サイト:
乗用車の燃費試験法に国際基準を導入します! - 国土交通省 報道発表資料 2016年3月25日