2020年6月1日月曜日

ステイホーム

ステイホーム(stay home)とは、「家に居る」「家に居よう」「家に居ろ」といった意味の英語表現であり、2020年春に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大・蔓延が危惧される中で提唱された行動様式を示すスローガンである。

新型コロナ対策の標語として提唱された「ステイホーム」の代表例としては、2020年4月23日に東京・埼玉・千葉・神奈川の1都3県が共同で発信した「いのちを守る STAY HOME週間」キャンペーンが挙げられる。同キャンペーンは「自宅で過ごす」ことを強く推奨し、著名人の応援メッセージや、家で暇せず過ごすための動画コンテンツなどが、都の公式サイトなどを通じて配信された。

2020年4月から翌5月にかけての時期は1都3県に限らず全国でもステイホームが呼びかけられた。たとえばローカル局のテレビ番組がステイホームを呼びかける数秒の映像を挟むなどしていた。

1都3県による「いのちを守る STAY HOME週間」キャンペーンは、5月6日に、政府が緊急事態宣言を解除したことを受けて終了した。とはいえ、新型コロナウイルスが依然として感染拡大の脅威を残していることもあり、ステイホームを推奨する潮流そのものは消えずに続いている。1都3県は5月19日に「みんなで守ろういのちと暮らし」というメッセージを新たに発信した。これにはステイホームの継続・うがい手洗いの実施・ソーシャルディスタンスの確保といった要素が含まれている。

関連サイト:
旧「STAY HOME週間」ポータルサイト(アーカイブ)|東京都